巡回清掃を続けて気づいた心の変化-49歳での転職がくれた余裕

50代 転職 仕事

巡回清掃の仕事を始めたばかりの頃、私は毎日どこか緊張していました。
仕事自体は一つひとつ覚えていけばいいと分かっていても
「この年齢で新しい職場に慣れることができるだろうか」
「迷惑をかけないだろうか」
という不安が、頭の中から離れなかったのです。

49歳での転職。
これまでとは違う環境に飛び込むことは、思っていた以上に心を使うものでした。
けれど、同じ巡回清掃の仕事を続けている今、当時と比べると気持ちはずいぶん違っています。
今回は、仕事内容ではなく、働き続ける中で少しずつ変わっていった“心の状態”について書いてみたいと思います。

 

働き始めた頃は、気持ちにずっと余裕がなかった

小さなことで不安になっていた毎日

仕事を始めたばかりの頃は、本当に些細なことが気になっていました。
「今日の清掃、あれで大丈夫だったかな」
「見落としがあったらどうしよう」

家に帰ってからも、仕事のことが頭を離れず、気づけば同じことを何度も考えてしまう。
体よりも、こうした気持ちの疲れの方が大きかったように思います。

無意識に自分を追い込んでいた

振り返ってみると、「この年齢なんだから失敗できない」という思いが、知らず知らずのうちに自分を追い込んでいました。
若い頃の転職とは違い、やり直しがきかないような気がして、必要以上に構えていたのだと思います。

 

続けていくうちに、少しずつ変わってきたこと

仕事の流れが見えるようになった安心感

しばらくすると、現場ごとの流れや自分なりの動き方が少しずつ定まってきました。
次に何をするのか、どのくらい時間がかかるのかが見えてくると、気持ちにも余裕が生まれます。

「あ、今日は落ち着いて動けているな」
そんな瞬間が増えていきました。

「今日はここまででいい」と思えるようになった

最初の頃は、完璧を目指していました。
でも、続けていくうちに「全部を完璧にやろうとすると、規定時間内に終わらない。すべてを完璧にするのは難しい」と思えるようになったのです。
今日はここまでできた。次回はこの続きをしよう。
それで十分だと思えるだけで、心の負担はぐっと軽くなりました。

※「完璧にしない=汚れをそのままにしておく、手抜きする」ということではありません。指定されている作業は毎回きちんと行っています。

 

心に余裕ができて気づいた、巡回清掃の良さ

人間関係で消耗しにくい働き方

巡回清掃は、基本的には一人で作業する仕事です。
最初はそれを不安に感じていましたが、今では大きなメリットだと感じています。

無理に会話を合わせたり、常に気を遣い続ける必要がありません。
自分のペースで黙々と作業できる時間は、思っていた以上に心を楽にしてくれました。

一人の時間が、気持ちを整えてくれる

移動時間も、今では大切な時間です。
次の現場へ向かう間に気持ちを切り替え、頭を整理する。
この短い“余白”があることで、気持ちがリセットされる感覚があります。

 

49歳での転職だからこそ感じた「この働き方でよかった」

若い頃と違う“働き方の基準”

若い頃は、成長や評価を重視していました。
でも今は、無理なく続けられること、生活とのバランスの方が大切だと感じています。

巡回清掃の仕事は、その基準に合っていました。

体と気持ち、どちらも大切にできる

体を使う仕事ではありますが、無理をすれば続きません。
だからこそ、自分の体調や気持ちに目を向けるようになりました。

頑張りすぎないことが、結果的に長く働くことにつながる。
今はそう思えています。

 

これから先も続けるために大切にしたいこと

頑張りすぎないペースを守る

調子がいいときほど、無理をしない。
疲れや迷いを感じたら、少し立ち止まる。
そんな自分との付き合い方を、これからも大切にしたいです。

仕事を人生のすべてにしない

仕事は大切ですが、それだけが人生ではありません。
仕事以外の時間、休む時間、自分を整える時間も同じくらい大事だと感じています。

 

まとめ-気持ちの余裕は、続ける中で育っていく

巡回清掃の仕事を始めた当初は、不安でいっぱいでした。
でも、続ける中で少しずつ気持ちは変わってきました。

49歳での転職は、決して簡単ではありませんでした。
それでも今は、この働き方を選んでよかったと思えています。

同じように悩みながら働いている方にとって、この経験が小さな安心につながれば嬉しいです。

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