「巡回清掃って、やっぱりきつい仕事ですか?」
実際に働き始めてから、何度か聞かれた質問です。49歳で転職し、巡回清掃の仕事に就いた私自身も、始める前は同じ不安を抱えていました。
結論から言うと、きつい部分は確かにあります。
でも同時に、「これは向き・不向きがはっきり分かれる仕事だな」と感じています。
この記事では、実際に働いてみて感じた“正直なきつさ”と、どんな人に向いているのか・向いていないのかを、経験をもとにお話しします。
巡回清掃は「きつい」と言われる理由

巡回清掃がきついと言われる理由は、主に次の3つです。
まず、体を使う仕事であること。
階段の上り下り、前かがみの作業、モップ掛けなど、地味に体力を消耗します。特に慣れないうちは、翌日に疲れがどっと出ることもありました。
次に、天候や季節の影響を受けやすいこと。
夏は暑く、冬は寒い。雨の日は移動が増えるだけで、いつも以上に疲れを感じます。
そして、移動が多いこと。
複数の現場をまわるため、時間管理やルート取りに慣れるまでが少し大変です。
実際に働いて感じた「正直なきつさ」

私が特にきついと感じたのは、階段清掃です。
ほうきで掃いたあと、また上まで戻ってモップ掛け。段数が多い現場では、息が上がることもあります。
また、トイレ清掃も正直ラクではありません。
場所によって汚れ具合に差があり、「今日は当たりが強いな…」と思う日もあります。
最初の頃は、作業の順番がうまく組めず、時間に追われて気持ちが焦ることもありました。
ただ、この“きつさ”は、ある程度慣れてくると少しずつ軽くなっていきます。
それでも巡回清掃を続けられている理由

きつい部分がある一方で、続けたいと思える理由もはっきりあります。
ひとつは、作業が終わったあとの達成感。
現場がきれいになったのを目で確認できると、「今日もちゃんと働いたな」と実感できます。
もうひとつは、人間関係のストレスが少ないこと。
基本的に一人で作業するため、気を使いすぎる場面がほとんどありません。これは想像以上に心がラクでした。
そして、自分のペースで働けること。
作業の段取りを工夫すれば、無駄な動きが減り、体力も温存できます。慣れてくると、1日の流れを自分なりにコントロールできる感覚が出てきました。
巡回清掃に向いている人、向いていない人の特徴
実際に働いてみて、「この仕事に向いているな、向いていないかも」と感じるのは、次のような人です。
巡回清掃に向いている人

- 一人で黙々と作業するのが苦にならない
- 体を動かすことが嫌いではない
- コツコツ続けるのが得意
- 完成形が見える仕事にやりがいを感じる
特別な体力やスキルが必要というより、仕事との相性が大きいと感じます。
年齢よりも「働き方の好み」が合うかどうかが大切です。
巡回清掃に向いていないかもしれない人

一方で、向いていないと感じるのはこんなタイプです。
- 常に誰かと話しながら仕事をしたい
- 暑さ・寒さに極端に弱い
- 同じ場所・同じ作業を好む
- 変化があるとストレスになる
巡回清掃は日によって現場や流れが変わるため、安定感を重視する人には落ち着かないかもしれません。
まとめ-「きついかどうか」より大切な視点

巡回清掃は、確かにラクな仕事ではありません。
でも、「きついかどうか」だけで判断すると、この仕事の良さは見えてこないと感じています。
自分の性格や体調、働き方の好みに合っていれば、50代からでも無理なく続けられる仕事です。
私自身、49歳での転職に不安はありましたが、今は「選んでよかった」と思える日が増えました。
大切なのは、他人の評価ではなく、自分に合うかどうか。
巡回清掃という働き方が、誰かの新しい選択肢になれば嬉しいです。

